
レッドシーソルトは溶解時にサンゴ礁の海水とまったく同じパラメーターとなるよう調整されています。また、海水水槽は閉鎖されたシステムであるため、わずかにアルカリ度が引き上げられています。
レッドシーソルトは海水魚や無脊椎動物の飼育水槽または各添加剤を定期的に投与する低栄養塩SPS水槽に最適です。
- 清浄な紅海の海水から自然で環境にやさしい製法により製造
- 生物学的にバランスのとれた基礎成分濃度
- 全ての微量元素を含有
- 最少10リッター分からでも同じ成分内容
- (コケの栄養となる)硝酸塩とリン酸塩は含まれていません
- 有害となる濃度の重金属は含まれていません
- 化学結合剤は含まれていません
- よく乾燥されています
レッドシーソルトの推奨使用量:
水槽タイプ
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塩分濃度
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アルカリニティ (dKH)
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Ca (mg/l)
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Mg (mg/l)
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K (mg/l)
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溶解量ose
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35 ppt
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7.5 – 8.5
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415 – 445
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1240 – 1320
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375 – 405
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38.2 g/l
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33 ppt
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7 – 8
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395 – 425
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1180 – 1260
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355 – 385
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36.0 g/l
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30 ppt
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6.5 – 7.5
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355 – 385
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1060 – 1140
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320 – 350 |
32.8 g/l
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各パラメーターは乾燥した人工海水をRO水に溶かしたときの値です。
レッドシーソルトでpH8.2-8.5の安定した海水を作れます。
レッドシーソルトにはサンゴの成長を持続、促進するのに必要とされる基礎成分(カルシウム・マグネシウム・炭酸塩)が生物学的にバランス良く含まれています。レッドシーソルトは全ての海水魚水槽やリーフアクアリウムに最適です。
自然の海水には70種を超える化学的元素が含まれており、その大部分の元素は水質に影響を与えます。その中のいくつかは全体の化学的安定に重要な役割を果たしています。
サンゴ礁のような環境下での基礎的な成分である成分はカルシウム・マグネシウム・重炭酸塩の3種類です。.
これらの3種類の基礎成分は海水の化学的性質(pHの安定・アルカリ度・海水のイオン強度)やサンゴにおける多くの生物学的プロセス(骨格の形成・イオン交換・光合成)に大きく影響を与えます。
基礎成分の膨大な貯蔵量を持つ自然環境とは異なり、閉鎖された環境であるリーフアクアリウムではそれら成分の量は限られているため、飼育している生物によって急速に消費されます。よって、サンゴの成長維持のために、基礎成分の濃度は自然界より高めにしておく必要があります。
レッドシーの研究所が独自に行った調査によると、閉鎖された(水槽)環境では基礎成分であるカルシウム・マグネシウム・炭酸塩(アルカリ成分)の特定の比率がサンゴの活性と丈夫なアラゴナイトの骨格の形成に重要であることが分かりました。特に基礎成分を自然界の濃度より引き上げるときに、この比率を維持することが大切です。
この理想的な比率に沿って製造されているレッドシーソルトを使用することにより、換水後に基礎成分の濃度を調整する手間が省け、サンゴの飼育を上手に行うことができます。
レッドシーソルトには下記のサイズがあります:
- 2Kg 袋入り/60L用
- 4Kg 袋入り/120L用
- 7Kg バケツ入り/210L用
- 22Kg バケツ入り/660L用